今年も残すところ半月を切りました。
師走というだけあって、年末は忙しい人も多いと思います。
そんな中、車を新たに購入する人は少ないかもしれませんが、一般車と違って、必要にかられて購入する場合がある福祉車両は年末でもお問合せをいただくことがあります。

電化製品や日用品のように購入してすぐ手にできる商品と違い、車は購入して手元に届くまで日数がかかります。
中古車の場合、購入いただいてから点検整備（車検が切れている場合は車検も必要）、登録という流れがあるので購入してそのまま乗って帰るってことができないんですね。もちろん新車も点検整備はないものの、ディーラーへ車が到着する日数がかかりますので、購入と同時に乗って帰ることはできません。

そこで、今のこの時期に中古車を購入して、年内に納車は可能なのかどうかです。
結論から言うと、条件つきではありますが、軽自動車なら間に合います！
残念ながら普通車はほぼ間に合いません。
普通車の登録には車庫証明の提出が義務付けられており（一部不要な地域もあり）、その車庫証明が警察に申請してから承認・発行されるまで約1週間程度かかります。この車庫証明のせいで年内納車が厳しいんです。
それではまだ間に合う可能性のある軽自動車。
最初に条件付きと言いましたが、その条件とは以下の通りです。

１．現金購入、銀行系以外のローンでの購入
現金での購入は問題ありません。ローンも信販系（オリコ、ジャックス、イオン等）やディーラー系（トヨタファイナンス、ホンダクレジット等）ならすぐに審査結果がでるので大丈夫なんですが、銀行のマイカーローンやリースは審査・承認まで日数がかかるので厳しくなります。

２．中古車販売店から遠方ではない地域に在住
あいまいな表現ですが、販売店と同一都道府県、もしくはとなりの都道府県で、販売店が登録に行くことができる場合がまずひとつ。そして陸送会社を使わずに納車できる地域に住んでいる場合は年内納車が可能です。

３．購入決定時の装備のまま納車
納車前にオプションやパーツを追加しての購入は納車に日数がかかる可能性があり、特にマニアックなパーツになればなるほど年内納車が無理となる場合があります。

以上の条件で、12/24までの軽自動車購入なら年内の納車が可能となる場合があります。
もちろん、購入する販売店の状況もあるので、年内購入を検討している人は必ず購入する販売店で確認してくださいね。

あともう少しで平成３０年が終わります。
やり残しのないようにしましょうね。