福祉車両購入のための助成制度
ゴールデンウイークが終わりました。
暦通りで長い休みを楽しんだ人、関係なく仕事だった人、様々だと思いますが、弊社はなんと9連休という近年にない長期休暇となりました。
そんなご褒美のような長期休暇、私はだらだらと過ごしてしまい、気が付くと最終日という何とも最悪な過ごし方をしてしまいました(泣)
どこに行っても人でいっぱいだからという定番の言い訳ですが、何の計画も立てなかったというのがこの非充実な過ごし方を生んだ原因です。
やはり物事、計画が大事ということを改めて実感しましたよ。
ところで、今回は福祉車両を検討される方からよく聞く質問を取り上げましょう。
それは…
「福祉車両って購入するときに助成金って出るの?」
以前にもこの内容に関して書いたことはあるのですが、今回はもう少し詳しくお話ししますね。
助成といっても次のようにに分けられます。
1つめは助成金。
文字通り購入資金のいくらかを国や地方自治体が援助してくれる制度です。
車の購入は高額な買い物なので、いくらかでも援助してもらえると助かりますよね。大きな値引きのようなものです。
しかし、この制度、あるにはあるのですが、法人対象の場合が多いです。
障がいを持つ方や高齢者に対してサービスを実施している法人に対して実施されます。
実施される時期は決まっている場合がほとんどです。
募集されているときに申し込み、承認されると助成金が支給されます。
※個人の場合でも対象となる自治体もあるかもしれませんので、お住まいの自治体、福祉課に問合せしてみてください。
2つめは貸付金。
これは購入資金の一部を国や自治体から借り入れる制度です。
自治体の貸付制度は金利が通常のオートローンより安い場合があるのですが、利用する前に比較してからの方がいいでしょう。
国が実施している貸付は連帯保証人を立てれば無利子の場合もあります。
ただ、連帯保証人は不履行の場合、間違いなく請求が行きますので注意が必要です。
3つめは購入後の助成です。
福祉車両を購入すると車を維持していく上でいくつか助成される点があります。
ガソリン代、高速道路、駐車禁止適用外といったサポートです。
ガソリン代の補助は各自治体でサポート内容に差がありますのでお住まいの自治体、福祉課に問合せしてみてください。
高速道路の割引は障がい者手帳があれば料金所で提示すると適用が受けられます。
最近ではETCの割引もあるようなので、こちらも福祉課に問合せしてみてください。
駐車禁止適用外に関しては、ダッシュボードにB5サイズくらいの標章を置いて路上に駐車している車を見かけたことがある方もいらっしゃるかと思います。
この標章を置いておくと駐車違反にはなりません。
標章の取得に関しては最寄りの警察署に相談してみてください。
このように福士車両には様々な助成制度があります。
適用される制度があるなら使うに越したことはありません。
上手く使って福祉車両を身近なものにしてくださいね。
あ、くれぐれも悪用は絶対にだめですよ。