今回初めてご購入いただいたケアプラス様。損保ホールディングスが展開する「そんぽの家」をJR奈良の駅前でされています。

「そんぽの家」というのは要介護５までの重度の障がいを持つ高齢者の方向けの入居型施設です。デイサービスは大半が朝、自宅から施設に通い、有意義な一日を過ごしたあと、夕方には自宅に戻るというシステムですが、入居型は通いではなく、そこでスタッフさんの介助のもとで生活するというシステムです。部屋も個室で、医療施設と連携していたり、施設そのものが医療施設も兼ねている場合もあります。まさにいたれりつくせりといったところでしょうか。

今回、入居者さんの外出時に利用していた福祉車両が古くなってきたということでご相談いただきました。もう10年以上も経過している車なので、入居者さんがより安心できるきれいな車をということで、年式も走行距離も少ないフレアワゴンをご購入いただきました。今まで使用してこられたデミオの福祉車両。もう古いということで、程度を見せてもらいましたが、走行距離がまだ2万キロちょっと！外装面の左側にこすった後がありましたがまだまだキレイで、内装もキレイでした。年式の部分で残念ながら廃車ということになり、もったいないような気もしましたが、間もなく車検で初年度から１３年以上経過しているので重量税が重課税で割り増しになることと、来年度の自動車税も重課税になることを考えると残念ながら廃車も仕方ないと言えます。

話がそれますが、福祉車両の中古車は程度の悪い車が多いです。中には車いす生活で、あきらめていた外出が可能になるということで愛着を持って大切にする方もいらっしゃいますが、大半は道具として福祉車両を見てしまうので、一般車のように愛車という感覚を持たないのかもしれません。

そんな中、ケアプラスの使用されてきたデミオはほんとに大事に、大切に乗ってこられたのがわかります。今回のフレアワゴンも大切に乗っていただけることと思います。今回のご購入が良いご縁となって、これからもお付き合いいただければと思います。

ありがとうございましたm(_ _)m