スズキ エブリイのお話
1BOXタイプの軽自動車として定番の人気車、エブリイ。
福祉車両も大きめの車いすが乗せれる、車いすを含めて4人乗車が可能(バンタイプは車いすを乗せないときは3人乗り)といったタントやスペーシアのような一般のハイトワゴンタイプの福祉車両にはないメリットで人気があります。
そんなエブリイですが、平成27年以降のモデル(現行モデル)からこんな機能が装備されています。
それは「エンジンオイル交換お知らせ」機能です。
これはエンジンオイル交換時にセットをリセットしておけば、次のオイル交換の時期にメーター内にランプが点灯してお知らせしてくれるというもの。
その交換時期の判断基準についてですが、乗り方やエンジンの稼働状況をコンピューターが記憶し、半年間もしくは5,000km~1年間もしくは10,000kmを目安に判断されるとの事です。
あらかじめ設定されたこの条件に達するとメーター内にお知らせランプが点灯します。メーカーとしては忘れがちなエンジンオイルの交換時期をアドバイスする親切な機能として装着したものなんだと思いますが、どんな車にもついているものではなく、このランプの存在を知らない人は多いと思います。お知らせのための機能なので、普段は点灯していないので目にすることはありません。いきなりメーター内に点灯するので故障したと思う人も多いのではないかと思います。メーター内に点灯するマークってどこか故障したときに点灯するイメージなのでそう思うのも無理はありません。
↑スパナの上にOILと表示があるこのマークです。
ただ、点灯後、エンジンオイルの交換時にリセット操作をすればメーカー推奨のタイミングで点灯するので問題ありませんが、点灯前にオイル交換をした場合もリセットする必用があります。リセットするのを忘れてしまうと、ずれたタイミングで点灯してしまいます。オイル交換直後に点灯してしまうこともあります。
故障を示すものではないので、走行に問題はありませんが、自然には消えないので視界に入って気になります。もし、オイル交換の時期とずれて点灯してしまった場合は弊社まで車をお持ちいただければリセットいたします。※スズキのディーラーさんでもリセットしてもらえます。※遠方にお住まいの方や、なかなか車を持ち込む時間がない方はご相談くださいね。
うまく使いこなせば便利な機能なのでエブリイユーザーのみなさん、活用してくださいね。
それでは。