<福祉車両>車いす乗降用スロープのがたつき
福祉車両にはスロープタイプやリフトタイプのような車いすごと乗り込むタイプのものや、シートが電動でスライドしながら社外に昇降するタイプの2タイプがあります。
※運転を補助するタイプの福祉車両もあります。
それぞれひと昔前と比べるとずいぶん進化しました。
電動化が進み、かなり使いやすくなって、使う人それぞれに対応できるように細かく進歩を遂げています。
今回はその中でも一番需要が多いと思われる「スロープタイプ」のお話です。
そんなスロープタイプの車を使っている方からよくご相談を受けるのが
「スロープのがたつき音が気になるんですけど…」
ほとんどのスロープは2~3枚のアルミ製の板をスライドさせてセッティングするのですが、スライドさせるためのパーツが使っているうちに摩耗してきます。その「スライダー」と呼ばれるパーツがすり減ることによって隙間ができてしまい、がたつきが発生します。
↑多くはこのように2枚のアルミ板をスライドさせてスロープとしてセッティングします。
↑スロープとのこすれで黒く摩耗しているのがわかります。
この「スライダー」を交換すれば、がたつきはほぼ改善できます。
当社では「スライダー」の交換とスロープのクリーニングをおこなっていますので、がたつき音が気になる方は一度ご相談くださいね。
↑摩耗によって発生したカスをていねいにクリーニングすることによって滑りも良くなります。
このがたつき音、運転手の方はもちろん、車いす乗車の方にとっても不快感がかなりつのります。
すっきりさせてストレスフリーのドライブを楽しんでくださいね♪