やっかいな黄砂と花粉がやって来ます。

黄砂は2月ごろから飛来し始め、3月～5月にピークを迎えます。

花粉はもう飛び交っていてすでに花粉症で苦しんでいる人もいるかもしれません。

この時期に雨が降った後の車がすごく汚れるのは黄砂とスギやヒノキの花粉が原因です。
今回は車のボディに悪影響を与える黄砂と花粉についてです。

黄砂は成分が硬い石英・長石などからできており、形も角ばっています。普通の砂と違ってなかなか洗い落とせません。
さらに雨のあとでは粘土のように固まってボディにへばりつきます。
これを洗車でこすって取ろうとするとボディに傷が付きます。

花粉は成分が粘着質で放っておくと塗装にダメージを与え、シミの原因となります。

これら黄砂とと花粉の対策はまめな洗車しかありません。
しかし、特に黄砂に関しては普通に洗車すると前述のとおりこすると傷になります。そこでスポンジでこする前に実施してほしいのは「高圧洗浄」です。

高圧洗浄機で一気に黄砂と花粉を流すのが効果的です。高圧洗浄機を使わない場合はホースの水量を多めにして、勢いを強くしながら普段より時間をかけて洗い流してからシャンプーを使うのがいいでしょう。スポンジで洗ったあと、シャンプーを流すのも時間をかけてしっかり流してください。
濡れた状態でスプレーして噴き上げるタイプのコーティング剤を使って仕上げると黄砂や汚れを付着させにくくする効果があるのでおすすめです。※ワックスは艶出しを目的としているので黄砂等の付着の予防は期待できません。

黄砂・花粉の次は梅雨がやってくるので洗車の回数が増えるのが春から初夏の季節です。
愛車を長く乗るためにがんばりましょう！！