年度末
通常、1年は1月から始まり12月で終わります。
しかし、年度という考えが日本にはあり、1年の始まりは4月で、終わりが3月というサイクルでまわっている場合があります。
学校が典型的な例です。
企業のサイクルもこのパターンが多く、車業界もこの流れで動いています。
毎年2月ごろから各自動車メーカーが決算セールを実施して値引きを拡大しているのもこのためです。
さて、この年度という考え方、車に当てはめた場合、これから車を買うという人だけでなく、逆に車を手放そうと考えている人にも大きく関係してきます。
それはずばり、自動車税です!
自動車税は4月1日に車の所有者、もしくは使用者になっていると納税義務が発生します。
もし、手放そうと考えている車があれば、3月中に手放さなければ自動車税を納める義務が生じます。
※廃車の場合は後から月割りで戻ってきますが、全額ではありません。
ここで注意が必要なのは、名義変更や廃車手続きが3月中に完了しておかないとダメということです。
例えば3月31日に車屋に持ち込んでも、その場で手続きが完了しないので4月1日にはまだ名義は自分のままです。
そうすると、3月中に車を手放したのに自動車税の納付書が届いたなんてことがおきてしまいます。
確実にに3月中に手続きを完了させるには遅くても3月の半ばには必用書類をそろえて、車屋に持ち込む必用があります。
数日のタイミングで少しと言ってもお金を消費してしまうのはもったいないです。
車のお手放しを検討されている方は早めにご相談くださいね。