春の交通安全運動が4/6(日)～4/15(火)の10日間で実施されます。その中の4/10(木)は交通事故死ゼロを
目指す日となります。

今回の重点項目は以下のとおりとなります。
１．こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践
２．歩行者優先意識とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進
３．自転車・特定小型原動機付自転車用のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底

詳しい内容に関しては内閣府のホームページをご覧いただければと思います。

内閣府　令和７年春の全国交通安全運動推進要綱　

交通安全週間の期間中は警察官が普段より多く街角で見られ、取り締まりも厳しくなるなんてことも昔からよく言われて
きましたが、時期によって取り締まりが厳しくなる、緩くなる、なんてことはありませんので普段から常に安全運転を
心がけましょう。
安全運転なら交通違反をすることはなく、事故の可能性も低くなります。
常に交通ルールを守って無事無違反のカーライフを！

さて、ここからは私見になります。
今回の重点項目の中で筆者が最近特に気になることが
１の「正しい横断方法の実践」です。
最近は道路を横断しようとしている歩行者がいる場合、車を停止させて歩行者を優先させないと違反になるということで
横断歩道がある所では減速して周りを確認するドライバーが増えました。
しかし車が左折時に、走って渡ろうとする歩行者が現れて接触！なんてことがあるようです。右ハンドル車だと左後方から
前を急に横切られると見えないのでこのシチュエーションには注意しましょう。
あと、最近ではスマホのながら運転はかなり減りましたが、歩行者や自転車の歩きスマホやながら運転はけっこう見かけます。信号が赤に変わっていることに気づかずスマホを見ながら横断報道に侵入する人がいます。筆者はまさにこの状況で
あわや接触！っていうことがありました。
過去には歩きスマホの人がこちらの車に当たってきたこともありました。幸いこちらは止まっている状態で、お互い何も
ダメージがなかったので大丈夫でしたが一歩間違うと人身事故です。
あと、イヤホンをして音楽を聴いたり、電話で会話をしながら歩いていたり、自転車に乗っている人もいます。
こういった場合も周りの音が聞こえないばかりか、音楽や会話に集中してしまって周りが見えてない人もいます。
交通弱者である歩行者なのに事故の意識が低い人がいるのは怖いですが、ドライバー側としてはそれを想定した上での運転が必要といえるでしょう。

車対人の人身事故の場合、ほとんどの場合は車側の非が大きくなります。全てが車側の過失ではなくても納得できない
過失割合となってしまうことも少なくありません。
事故を起こさないためにも常に歩行者優先の徹底を始めとした交通ルールの遵守と，「思いやり・ゆずり合い」の気持ちを
持って安全に運転しようとする意識を持つということが重要です。
弱者を守るという意識は自身を守ることにもなります。
そして自分が歩行者になっている場合は基本的な交通ルールや歩きスマホの危険性の理解に加え、自らの安全を守るための
交通行動として運転者に対して横断する意思を明確に伝え、安全を確認してから横断を始めること、横断中も周囲の安全を
確認することが必要です。

一人一人が高い意識で事故の防止に努めましょう！