本日(12/27)は光山自動車の年内営業最終日です。
今年も1年お世話になりました。

今年は大阪関西万博が開催されたこともあって関西は活気のある年になりました。
自分も万博に行きましたがそこで多くの車いすに乗った人、杖を使っている人を見かけました。
特に帰る際にタクシーを使って帰る人を多く見かけたのですが、車いすや杖を使っている人がセダンタイプのタクシーに乗れなくて困っているのを見かけました。
タクシーを誘導している警備員さんはすぐにでもタクシーに乗れるようにとどんどん空いている車を回すのですが、スライドドアタイプのタクシーばかりではなくセダンタイプのタクシーも多く待機しているので指示がなければ障がい者用の待機列にも入線してきます。
そこである杖をついた人がセダンタイプのタクシーだと乗れないということが発生してしまいました。
警備員さんの障がい者の人たちが早く座れるようにという優先的に空車を誘導した善意が空回りになってしまったようになりちょっと微妙な空気になってしまいました。
車いすの人は厳しくても杖をついている人なら大丈夫だと警備員さんは思ったのかもしれません。※実際にセダンタイプに乗れている人もいました。
最終的に乗車可能な人に順番を回すことになり、乗れなかった人も笑顔で順番を譲り、謝る警備員さんには笑顔で善意に感謝していました。最初の微妙な空気が最後にはその人の笑顔で温かい空気になりその場の人たちも笑顔になりました。
車いすではなく杖をついている人はどういう症状で杖をついているのかがわかりにくいです。でも杖をついているということは何かしら苦労をされています。
私たちが普段不便に思わない簡単なことでも不便で苦労する人がいるということを再認識した出来事でした。

年末年始、お出かけされる人も多いと思います。お仕事、お買い物、観光、里帰り、そんな時ちょっと周りを見てください。車いすや杖を使っている人が困っていたら声をかけてみてください。ちょっとした心遣いで笑顔が生まれることもあります。笑顔は笑顔を生みます。

みなさん、良いお年を。

※年始は1/6(火)の午後から営業となります。

光山自動車株式会社
池宗　孝