ブレーキパッドの交換
先日、法定12カ月点検のお話をしましたが、その際にぜひチェックをしておきたい項目があります。
それはブレーキパッドの交換です。
ブレーキパッドはブレーキをかけるときに必用な重要なパーツです。
ほとんどの車はタイヤとともに回転しているディスクローターをブレーキパッドで挟み込むことでブレーキをかけます。
そのたびに摩擦が発生するのでパッドはどんどん消耗していきます。
↑消耗したブレーキまわり。ブレーキパッドは1~2mm位にすり減って、全体的にサビてしまっています。
そのため、使い切ってしまう前に交換が必要になるのですが、困ったことにタイヤを外さないとブレーキパッドは見えません。
もし、パッドがすり減ってなくなってしまうと、ディスクローターが削られていき、ブレーキが正常に作動しなくなります。
幸い事故等に発展しなくても修理代は高額になる可能性があります。
このように重要な部品なので消耗部品ですが、5万キロ程度はもつようになっています。
なので、5万キロを超えていない車に乗っている人はとりあえずは安心と言えそうですが一概にはそうとも言えません。ブレーキを踏む機会が多いとか、常に多くの荷物を載せたり、乗車人数が多い人は減り具合をチェックしておいた方がいいかもしれません。
チェックするタイミングは、普段の走行距離が少ない人は車検時にチェックでも大丈夫と言えますが、車検は2年ごとですので、やはり12カ月点検の際にチェックするのがベストです。
5万キロを超えた車に乗っていて交換したことがない人、5万キロを超えた中古車を購入した人はできるだけ早めにチェックする必要があります。ブレーキは命に直結する箇所ですから。
ちなみに、ブレーキパッドがすり減ってなくなってしまうと、ブレーキを踏んだときにゴゴゴーッという大きい音がなります。自分の車に当てはまる人は大至急点検を受けてください!
大きな事故や修理になってしまう前にお気軽にご相談くださいね!