あおり運転
連日TVやネットを騒がせているあおり運転。
加害者が逮捕されたからといってこの問題はこれからも人を変え発生すると思います。
今回あおり運転の加害者が逮捕に至った経緯として、ドライブレコーダーの録画画像が決定的なものとなったようです。
怒鳴りながら近づいてきて暴力をふるう加害者。それをガラケーで録画する女性。けっこう衝撃的な内容でした。
この事件がきっかけでドライブレコーダーが飛ぶように売れているようです。
あおり運転にあったときだけでなく、事故に巻き込まれたときにも効果を発揮するドラレコ。最近では前後撮影が可能なセットモデル、360度の録画が可能なタイプなど様々なモデルが発売されています。
夜間でも驚くような動画を撮影できるものも多く、選ぶのに困るほどです。
確かにドライブレコーダーをつけているとあおり運転にあったときも証拠を残せるので、録画していることを相手に知らせることによって揉め事を防げる可能性はあります。
でもこれって、あおり運転に遭遇したらということが前提の話です。
ドライブレコーダーをつけたからといってあおり運転されないということではありません。
そこの部分を忘れてしまっている人が多いように思います。
ドライブレコーダーは万が一のときのために取り付けるべきですが、まずあおり運転をしない、されないという部分の予防がまず第一です。
あおり運転をされる可能性がある運転として次のようなケースがあります。
1、ゆっくり運転・・・高速道路や2車線以上の道路の追い越し車線をゆっくり走る。
2.車間距離を大きくあける・・・安全なので良いことなんですが、周りの走行中の車より大きくあけているためどんどん前に入られてしまっている。
3.ハイビームのまま走行・・・対向車が来ているのに切替をわすれてハイビームのまま走行。
4.お礼なし・・・道を譲ってもらったのにお礼の合図もなく知らん顔。
大まかにはこのような状態があおり運転のきっかけになっているようです。
思い当たる人は多いのではないでしょうか。
自分の運転に当てはまる人、いらっとしたことがある人、下手するといらっとしたことがある人の方が多いかもしれませんね。
つまり、どういうことかというと、人って車に乗ったら加害者になってしまう可能性もあるってことです。
自分は大丈夫って人もいるかと思いますが、人それぞれです。
自分の運転が人を狂暴にさせる可能性もあるんです。
※今回逮捕された輩のようなのは特例で問題外ですが、運悪くあんな人間に出会ってしまうととんでもないことになります。出会わない保証なんてどこにもないですからね。
これは自分も含めてですが、自分の運転ではあくまでも違反にならない枠内で回りの交通の流れに沿う、周りを見た運転をし、上記のような車に出会った場合は決していらつかず、これも違反にならない枠内で、急加速のような強引な追い越しではなく自然に追い越してその車から離れるようにするのが一番です。
あおられないように、あおらないように、です。
※万が一、あおられたら停車できるところに車を止めて110番です。