エアコンのこと
今回はよく相談を受けるエアコンに関することをひとつご紹介します。
走っているときは冷たい風が出るけど、止まっているときは生温い風になる
これは停車中は走行時に受ける風がないためエアコンに不可欠なコンデンサーという部品に周囲の暑い外気だけを取り込むことになることが原因の場合が多いです。走りだすと風を受けてコンデンサーは走行風を取り込めるのでエアコンが効き始めます。
じゃあ走りだすまで我慢しないといけないのかということになりますが、対処方法もあるので試してみてください。
1.エアコンの設定を内規循環にする:外気を取り込まずに車内の温度を下げることが可能です。すぐに車内を冷やしたい場合は内規循環が有効です。ただ、2酸化炭素が車内に増加するので長時間の設定は気をつけた方がいいかもしれません。※眠気、頭痛など
2.アイドリングストップOFF:アイドリングストップ中はエンジンが停止状態になるので、エアコンは送風状態になります。アイドリングストップ機能が付いている場合は設定を切ってみるのもおススメです。
これらの方法でも全く改善されないのであればエアコンの故障か、エアコンガスが抜けてしまっている可能性があります。
エアコンガスが自然に消費されて、補充することで改善されるならすぐに対応可能ですが、部品の傷みからガスが漏れていたり、部品の傷みからの動作不良となると修理に日数がかかります。さらにこの時期、電装業者はこのようなエアコン修理が重なり、順番待ちの可能性もあります。
もし、気になることがあれば早めにご相談くださいね!